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オミクロン株の市中感染、急速拡大に警戒 大阪、京都で計5人に
12/23(木) 22:16配信
新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の市中感染が広がりを見せつつある。23日には、京都府で経路不明の感染者1人が初めて判明。大阪府では22日の国内初確認の一家3人に続き1人の市中感染が分かり、両府で計5人となった。感染症の専門家は急速な拡大への警戒を強めている。 京都府によると、オミクロン株感染が分かったのは、京田辺市在住の20代女性。感染経路不明で、海外渡航歴がなく、府は府内初確認となる市中感染と判断した。 女性は19日に39・5度の発熱があり、新型コロナ陽性が判明。ゲノム(全遺伝情報)解析でオミクロン株感染が確認された。病院に入院しているが、軽症で、現在は平熱に戻っている。7月に2回目のワクチン接種を終えている。 府は、女性の濃厚接触者に7人を認定した。2人は陰性が確認され、5人は24日にもPCR検査の結果が出る見通し。7人には宿泊療養施設で14日間待機するよう求めている。 一方、大阪府で感染が分かったのは、感染経路不明で海外渡航歴のない10歳未満の小学生男児。22日にオミクロン株感染が確定した一家3人との接触歴はなかった。吉村洋文知事は「府内では(一家3人と合わせて)少なくとも2カ所で市中感染が起きている」と述べた。 男児のクラスで検査を行ったところ、児童3人のコロナ陽性が判明したという。オミクロン株かどうかは分かっていない。 また、府は23日、新たに12人のコロナ陽性者がデルタ株で陰性となり、オミクロン株感染が疑われると発表した。 政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は23日の記者会見で、「国内で面的に広がっているとは考えていないが、複数のスポット(地点)で既に感染が始まっているのではないか」との見解を示した。年末年始の間、感染防止策への協力を改めて呼びかけた。